コロニー(巣)の生息数が多いイエシロアリはヤマトシロアリの30倍以上のスピードで木を食べます。

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放置すると倒壊の恐れも!?シロアリの侵食スピードはどれくらい?

 

シロアリのせいで倒壊しそうな住まい

 

シロアリを放置すると、ちょっとした地震などで家が倒壊したり、柱の腐食で家が傾いたり床が抜けてしまうリスクが出てきます。

 

ここまで甚大な被害を与えるには、一体どのくらいの期間を要するのでしょうか?
シロアリの侵食スピードは種類によって大きく変わってきます

 

もっとも大きな被害を与えるイエシロアリの場合は、繁殖力が高くて家の中でも大きな巣に成長すると100万匹以上になることもあります。

 

成熟したイエシロアリの巣ができると、わずかな期間で壊滅的な被害を与えます。

 

 

イエシロアリはヤマトシロアリの30倍以上の侵食スピード?

イエシロアリの被害が大きくなるのは、コロニー(巣)の生息数が多いからです。

 

ヤマトシロアリはひとつのコロニーに2~3万匹程度なのに対してイエシロアリは大きいコロニーになると100万匹を超えます

 

身体の小さい分、種類ごとで1匹が食べる木の量に差はあっても、ごくわずかです。
イエシロアリは数が多いので被害も大きいです。
仮に100万匹の巣になるとイエシロアリの30倍以上のペースで木を食べていきます。

 

つまりヤマトシロアリの被害を30年放置するのと変わらない被害をわずか1年で出してしまうのです。

 

どのくらいの木を食べるかというと、100万匹のイエシロアリで1日に割り箸15~18本分が目安です。あくまでも1日の目安で、この量を毎日食べ続けるのhで1年で割り箸5,000本以上です。割り箸は20本で4gほど(1本あたり0.2g)なので、年間1kg以上の木を食べてしまいます。

 

 

繁殖スピード

シロアリは巣の中で女王アリと王アリがいて交尾と産卵を繰り返しています。
ひとつの巣に対して複数の女王アリがいるケースもあります。

 

ヤマトシロアリの場合は1回の産卵で25個ほど。
イエシロアリは数百個以上の卵を産むと言われています。

 

仮にヤマトシロアリが平均25個の卵を産む女王アリが50匹いたら、1日250個の卵が生まれることになるので3ヶ月ほどで数万匹の巣になる計算です。

 

全ての卵が孵化するわけではないですが、巣が大きくなるにつれて繁殖スピードも加速しています。

 

初期段階であれば女王アリは1匹しかいないので繁殖スピードは限定されています。

 

シロアリがコロニーを作り始めて数ヶ月以内であれば、早期駆除を前提に被害の範囲は限定されます。

 

数年放置すると、イエシロアリの場合で数十万匹以上の巣に成長するので、短期間で家の強度を下げるだけの被害を与えます。

 

つまり、シロアリは早期発見、早期駆除することが大切で、発見や駆除が遅れるほど侵食スピードが早まって被害は大きくなります。

 

 

増えると厄介なアメリカカンザイシロアリ

外来種のアメリカカンザイシロアリは1つのコロニーにつき数百~数千程度のシロアリしかいません

 

巣は小さいのですが、巣の近くに新しい巣を作る性質があり家の中に複数の巣を作ってしまうことがあります。

 

千匹の巣が10個できると1万匹になり、ヤマトシロアリなど一つのコロニーで1万匹いるシロアリを駆除するよりも手間がかかりますし、床下以外にも巣を作るのでプロの業者でも全てのコロニーを把握できないことがあります。

 

結果的に増えるとコロニーの数も増えて、シロアリの数自体は対したことなくて完全駆除が難しくなってしまいます。